お子さま 3歳児かよ?(2日目/クライストチャーチ)

ソウルからだいたい12時間でクライストチャーチへ到着。
機内食の韓国料理は辛かった。辛いの苦手な人は注意した方がいい。

入国審査は、テントや靴に泥がついてないかのチェックや、食料の持ち込みチェックが厳しい。農業の国だから、生態系を大切にしているようだ。

テントのチェックが終わり、審査員に笑顔で遠くからテントを投げ渡されたとき、さすが海外と思った。

さて、やっと着いた。南島最大の都市、クライストチャーチ!

じつはこの写真、帰国日に撮ったもの。

…まあ、空港付近の風景は、特に日本との文化の差に驚くことはない。
車は左側通行だし。

日本で予約していたホステル(ホテルよりグレードの低い安価な宿)に向かうため、市街地行のバスに乗る。
バス車内では次の停車駅を放送しないから、降りるところが分からん。
とりあえず、人がいっぱい降りるところで降りればOKだろう。

現在地を地図で確認する。
道のひとつひとつに看板で名前がふってあるので、地図さえ用意していれば迷わない。

簡単にホステルに到着した。
YMCAクライストチャーチというところ。

ホステルのフロントへ。

フロント
Pera pera pera pera...
えだ:あれれ
○※▲☆、△■×※○・・・。リザービング・・・。

あれれ・・・。
英語が全然聞き取れないぞ。

去年行ったフィンランドでは、3割位は聞き取れたのに・・・。

※どうやらフィンランド人の使う英語は相当聞き取りやすいらしい。フィンランド語の発音が日本語に近くて、その人達が使う英語はカタカナ英語の発音になる。

一進一退の会話の末、30分後、なんとか部屋の鍵をもらえた。

108号室。

あれ?1階に部屋はないぞよ。

古い記憶が蘇る。
そう言えば英語の授業で、2階を1Fと呼ぶ地域があると習ったような。

2階に上がるとやっぱり1Fと書いてあった。
あとは部屋番号を探すだけ。

不意に後ろから、女の子3人が話しかけてきた。

※注意 多分言っていたこと。

宿泊客
Can I help you? (お困りですか?)
えだ:困ってるわけじゃないけど…
108・・・。108・・・。

迷ってる訳ではないが、どうやら部屋を案内してくれるらしい。

ま、まあ、ここはお言葉に甘えよう。

宿泊客
Lend a key. (鍵をかして。)
えだ:あれれ
ハイ・・・。

部屋の鍵を開けてくれた。

宿泊客
See you. (またね。)
えだ:なんなんだか
サンキューぅ。

複雑な気持ちだ。

部屋の鍵すら人に開けてもらうとは・・・俺はお子さまか?

それくらい一人でできるもん!

たぬ
英会話はこの国の3歳児以下だから、知能もないように見えるんでしょ。

でも、都会とは思えない人の親切さだった。

  • 一言 良い国だ。