農道をゆく そして農道で寝る。(5日目/ブランハム)

よく分からない建物のかげにテントを張り、寝ていると、周りがゴンゴンうるさくなってきた。

深夜2時、外をのぞくと、近くの工場らしきものが稼働している。
トラックも頻繁に出入りしていてうるさい。

うるさいけど、寝る。


・・・がやっぱりよく眠れずに、朝5時頃にはテントをたたみ、出発した。

長い農道

出発して早々、西へ向かう農道を発見。(ちなみにクライストチャーチから、西のクイーンズタウンへ向けて歩いている。)

アスファルトより、こういう道を歩きたかった。


2時間ほど、のどかな風景を満喫しながら歩いていると、町が見えてきた。
朝食のためにちょっとよってみる。

どこまで私有地?

家の周りに柵がない。

どこまで自分の土地か分かるのか?
そこらへんは気にしないんだろう。

でも、あいかわらずどこの庭も、芝はきれいに整備されていた。


スーパーで甘すぎる奇妙なパンとジュースを買い、町を後にする。

また農道をつき進む。

ぼこぼこ、なんだこれ?

なんだこの気持ち悪いの?

農道の脇に、得たいの知れないものが群生している。

小木に蜂かカマキリの巣のような、茶色いぼこぼこした固まりがくっついている。
同じ種類の木にしかこの固まりはついてないから、巣じゃなくて実なのかもしれない。

何かよくわからないが、いっぱいあって怖かった。
まあ、そうのうち気にならなくなるけど。


正午ごろ、昨晩眠れなかった分の眠気がやってきた。

羊がいっぱい

羊がいっぱい見える牧場横の農道で、シートを広げて横になる。

どうせ誰も通らないだろう。

ちょっと昼寝。


ああ、羊をベットにして眠りたいなぁ。

  • 一言 昼寝は気持ち良かった。