修行の末 精神は鍛えられた・・・のか?(15日目/マウント・クック)

凍死せず、無事ボール・シェルター小屋で目を覚ました。

窓の外を見ると、ころころした雪がまだ降っている。


視界は昨日よりずっと良くなっている 。

外に出て、景色を眺めていると・・・

氷河?

遠くに何かフラットな場所がある。氷河かな?

雪をかぶってなければ青く輝いてたのかもしれない。ただの推測だけど。


ポール・シェルターより先は、本格登山となるらしいので、一般の観光客は進んではいけないとのこと。

危険!

かなりの急斜面に加え、細かく崩れやすい岩の上を進まないといけないので、興味本位で登らない方がいい。

たぬ
・・・興味本位で登ってるじゃん。

ごめんなさい。ちょっとだけ登ったけど、降りられなくなるのが怖いので、早々に引き返した。


そのまま、「ボール・シェルター・ハット・トラック」を引き返してゆく。

・・・ちっちゃいな。

雪は徐々になくなってゆき、昨日見た滝も、今日ははっきり見える。
でも、こんなに水量が少なかったっけな?


スタート地点に帰ってきた。
雪は全くつもっていない。
「ボール・シェルター・ハット・トラック」の、長かった修行の道のりも、ようやく終わる。


・・・まだ、村まで10kmの道のりを引き返さないといけないんだった。

  • 評価 難易度:A おすすめ度:E

※車を持っていないときの評価です。
雪が降っていなければ、また評価が変わっていたかもしれません。