湖堪能準備 死ぬほど綺麗な景色のために。(12日目/テカポ)

バックパッカーの6人部屋で目を覚ます朝。

昨夜眠りについたとき、自分を入れて2人しかいなかったのに、今は全部ベッドが埋まっている。
起きて支度をしている人もいて、この物音で目が覚めたようだ。

俺も支度を始めるが、暗くてよく見えない。
物音にも気を遣う。

ここら辺は相部屋の致し方ないところか。


さて、 さっそく今日も湖を見に行こう。
でもその前に・・・

カモ&カモメ

カモに挨拶しよう。

クライストチャーチにいっぱいいたけど、テカポでもけっこう見かける。
相変わらずかわいいじゃないか。

右上に写っているのは、カモメで間違いないが・・・こんな内陸にもいるんだ。
カモメもクライストチャーチではいっぱい見かけた。でも、海に近いし、そこでは不思議に思わなかった。

カモとカモメは仲がいいのかな?
お互い縄張り意識がないみたいで、距離が近い。


鳥を見てるのも良いが、いい加減、湖に行こう。

本日のテカポ湖

今日はすごくいい天気で、湖が綺麗だ。

あれ?

磨いた湖

昨日とは湖の感じが違う。

昨日はもっと着色したように青かったのに、今日はすごく水が澄んでいて、水面は磨いたかのように反射している。

日によって湖の色が変わるって、そういえばキーマが言ってたような気がしたが、こういうことか。


朝の湖観察は、この辺で切り上げることにして、今日の宿泊場所を探すことにする。

昨日とは違うバックパッカーを探そう。
同じ所に泊まるより、おもしろい。

テカポには4つのバックパッカーがある。

昨夜お世話になったのは 「レイク・テカポ・バジェット・アコモデーション」。
4つの中で、一番中心部に位置し、すごく便利。
オーナーは笑顔が素敵で・・・って、どこのオーナーも毎回そうだ。

さて今日は、湖から離れていて、ちょっと高い位置にある、「テイラー・メイド・テカポ・バックパッカーズ」 に泊まることにしよう。

奥にも建物がまだある。

木製のナチュラルな形の看板に、リボンのマークが付いてオシャレ。

このバックパッカーは、建物より庭の方が広くて、木にはハンモックがぶら下がってたりする。
芝生の上では寝っ転がって、本を読んでいる人もいる。
のどかな憩いの場。

そしてオーナーのおじさんは、フレンドリーで親切・・・もう、意外性がない。

オーナーは地図を出して、テカポについて説明してくれる。

街や教会、マウント・ジョンについて説明。

青い字は、オーナの書いたもの。

これから行こうと思っているマウント・ジョンは、湖より300mの高さがあって、頂上に登るのには1時間45分かかるらしい。
そこからさらに湖の脇を通る散歩コースを行くと、3~4時間かかるとのこと。

山といっても道はある程度整備されているようだし、水は1Lくらい持って行けば大丈夫だろう。


マウント・ジョンに向かう。

でも登る前に、しっかり腹ごしらえ。
昨日会った教会の番人が働いているという、和食レストラン「湖畔」に寄っていく。

店に入ると、「いらっしゃいませ。」と、日本語で出迎えられる。
なぜか動揺してしまう・・・。
日本に戻ってきてしまったようだ。

大きな窓から湖を見渡せる窓際の席に座る。

厨房を見てみたが、昨日の教会の番人はいなかった。遅番かも。
彼の料理人姿を見たかったが残念だ。


オーダーを取りに来たフロアの人に、15ドルのサーモン丼を注文した。

ボリュームも十分。

これがサーモン丼。

ちなみに俺は、サーモン大好き。

思えばニュージーランド着いてから、初めてまともな料理店で食事を取ったな。

たぬ
今までどういう食生活をしてきたんだか・・・。

サーモン丼をおいしく平らげ、準備万端。

ミヨがこれを見たらもう死んでもいいと言った、テカポ湖を見下ろすマウントジョンからの景色。
早く見たくてワクワクしてきた。

  • 一言 いざ、マウント・ジョンへ