海が呼んでる 幻聴が聞こえる。(21日目/クライストチャーチ)

海へ。

東へ。

自転車を走らせる。

車は左側通行

道路の白い点線と黄色い点線の間が自転車用の道。
歩道を走って警察に見つかると、罰金らしい。注意しよう。


30分くらい走ると、潮のにおいがしてきた。

まずは入り江に到着。

中央にカモ2羽

ほとんど陸地にふさがれてるから、海って感じじゃないよ、まだ。
それにしても、 海にもカモは浮いてるんだなぁ。と、感激。

視線を下ろす。

どれが貝か分かる?

足下には貝が転がってる。

ゴロゴロいるぞ。

生きてます。

閉じているってことは、生きてるのか・・・。食べれるのかな?
もちろん、もうサバイバルな生活はしないし、食べる気はない。


それより早く、太平洋の彼方まで見たい。
入り江じゃダメだ。もっと東へ行こう。


途中、カモメが防波堤に留まっていたので、猛スピードで自転車をこぎ、急ブレーキで「キキー!!」と、音立てて止まり、脅かしてやった。

無視したカモメ

・・・無視された。

鳥を脅かす発想自体が虚しいのに、相手にされないと、もう救いようがないじゃないか。

とりあえず、ニュージーランドのカモメは、肝が据わっているんだな。


入り江沿いに自転車を走らせ、だんだん本物の海が見えてきた。
ちょっとした海浜公園みたいなものも見える。

岩山?

見晴らしそうな岩山があるし、自転車を降りて行ってみる。

岩山は洞窟になっていて、中に入ることもできた。

ネズミがいた。

写真だと綺麗!実際はそんなに神秘的でもなかったような・・・。

まあ、洞窟の中は別にいいとして、岩山を登ろう。
親切に階段状に岩が削ってあり、簡単に登れる。

てっぺんに到着。

そこから見える海は・・・

危険物

うん、まあ、普通の海かな。


たぬ
それだけかよ?

ティマルでちょこっと見た海は、緑色に輝いてた気がしたんだが・・・ここは、普通の青い海だ。

だが、それで終わらないのがニュージーランドと言うべきか?

視界、右。

フィヨルド独特の地形か?

何あそこ!?

言葉で表現できないが、何か違うぞ、あの地形は!

  • 一言 これは行くしかないだろ!