またこの地へ 戻ってきたよ。(20日目/クライストチャーチ)

クライストチャーチ行のバスを待っている。
ミヨも見送りで一緒に待っていてくれた。

ミヨ
ニュージーランドのバスはいい加減やから気をつけて。

アドバイス通り、20分過ぎてもバスは来ない。

流石に遅いのでミヨがバス会社に連絡すると、どうやら気付かず通り過ぎたらしい。

ミヨ
・・・ウチが車で送るよ。
えだ:困惑
スミマセン。お願いします・・・。

そういうことで、ミヨに車でクライストチャーチまで送ってもらう。

80kmの道のり。

ミヨ
よくこんな道歩いてきたね。おかしいよ。
えだ:承知
はい、おかしいです。

おかしいのは確か。だけどこの道を歩いてたから、アナに拾われ、ロイに預けられ、ミヨに出会った。
生活の全てをお世話になるし、クリスマスパーティーにも参加できた。
クレイジーでも悪くない。


そして、クライストチャーチに到着。

ミヨ
じゃあね。また連絡するよ。
えだ:承知
本当にお世話になりました。

またニュージーランドには来たいと思っている。その時また会えるだろ。

ありがとう。

えだ:沈黙
・・・。

あ、あれ・・・?

ミヨ
どうしたの?
えだ:激痛
尾てい骨が・・・痛くて・・・体が動かない・・・。

クリスマスにヒビを入れた尾てい骨は、すぐに完治するわけない。
ゆっくりゆっくり、なんとか車を降りた。


今日は、「キーウィ・ハウス」というところに泊まる。
クライストチャーチの中では、かなり安いホステルだ。
日本人が経営していて、確実な情報収集ができるのも魅力。

だが、日本人経営者がやたらと無愛想に見えてしまう。
きっとそんなことはないんだが、いままでの宿のオーナーがフレンドリー過ぎた。
なんか感覚がおかしくなっちゃってるな。


さて、荷物を置いて、クライストチャーチの街を歩き回る。

オシャレ通り

これはニューリージェント・ストリート。
パステル調のオシャレな建物が並ぶ。

路面電車が走っているから、ボーとしてて轢かれないように注意。


夕飯を食べようと「Subway」というファーストフード店に入る。
サブウェイ・・・地下鉄?電車もまともに走っていないこの国で、地下鉄かよ?

たぬ
世界的に有名なチェーン店だよ。

この店は少し難易度が高かった。というか、油断してた。

自分の好みの肉と野菜を選んで、パンに挟んでもらうのだが、食材にかなりの選択肢があって、伝えるのが大変。
ファースト・・・早く食べれるフードにはならないんじゃないか?

でも、基本的には、

えだ:単純
ディス、ディス、ディス!

食材に指さして、「This(これ)」と、言っていけば大丈夫。


今日はもう時間が遅いので、「キーウィ・ハウス」に戻った。
このホステルの中はもう日本。日本語しか聞こえてこない。
やっぱり変な感覚。

まあ、結局寝るだけだったから、関係なかったような・・・。

いつもより早めに眠りについた。

  • 一言 明日は行きたいところがたくさんある。