絶望感ひしひし なんじゃこの足は!?(5日目/バンクサイド)

2時間くらい、農道の脇で昼寝してた。

調子も整い再出発。


だが、すぐに立ち止まることに。

小川横切る道

道を横切って小川が流れている。

この道やる気ねぇ。
人通す気ねぇ。

写真だと浅く見えるが、防水の靴を履いていても、渡るのをためらったので、許容範囲外の深さだったんだろう。
スリッパに履き替えて渡る。


農道を抜けたところに、日本でもテレビでよく見る動物が待っていた 。

北海道にいそうな牛

北海道にたくさんいそうな、白黒模様の牛たち。

羊もそうだが、みんなこちらを凝視してくる。

しばらく見つめ合っていた。


飽きたので、また国道を歩るき出すと、何か木陰から飛び出してくる気配を感じた。

真ん中にウサギ。接写は無理。

ウサギ!撮れた!

野ウサギは頻繁に見かけていたが、足が早すぎて写真を撮れていなかった。

しかもやつらは耳がでかいだけあって、耳がいい。
近づいての撮影は無理。3倍ズームで何とかカメラに収めた。


さて、また歩き出すが、何か左ヒザに違和感を感じるようになってきた。

早めに今日は休もうと、再びテントを張れそうな農道に入っていく。

1000頭近い牛の大群

どんだけ牛がいるんだよ。

※後で聞いた話だが、ニュージーランドの牛の数は、人の数より多いらしい。

牛は人を見ると近づいてくる。
しかも、人が歩けば牛もついてくる。

1000頭近くいそうな牛と一緒に歩くのは、まさに圧巻!

これは体験する価値あり!


さて、だが、左ヒザがいよいよもって壊れてきた。
足を引きずらないと歩けないし、痛みで立ち止まることもある。

昔、日本で400kmくらい散歩したときに、あちこち負傷したが、その古傷がぶり返した感じだ。

それにしても、まだ40kmくらいしか歩いてないんじゃないか?
なんだこのへなちょこの足は?


時速1kmくらいでへろへろ歩き、なんとかテントを張れそうな物陰を発見。

農道脇にテント張る。

テントを張り、足が回復することを願い、寝る。

これは結構絶望的だぞ・・・。

  • 一言 歩けない俺に価値はない。